2019年3月23日土曜日

マニラ経由でセブ島に行ってきました (その1)

なぜにマニラ経由でセブ島か

せっかく貯めたマイルでどこかに旅行したい。でもこの時期に休みはなかなか取れない。週末に2日休みを続けて4日間の旅行が精一杯だ。というわけで遠出もできない。
台湾だと近すぎて、 マイルを使って飛行機を取るのがもったいなくLCCを使うだろう。
もう少し遠くで、 ANA のマイルを使ってビジネスクラスを取れるところを探した。

羽田空港国際線ターミナル ANAラウンジ入口


フィリピンのマニラ行きの飛行機ならビジネスクラスが取れた。
もうこれで行くしかない。とりあえず飛行機を押さえた。

B787ビジネスクラスのシート

ところがフィリピンのマニラで行きたいところなどない。
どうしようか?

フィリピンといえばセブ島がある、ということで、フィリピンのマニラ経由でセブ島に行くという旅になった。

マニラ空港での乗り換え

普通、セブ島に行きたいなら、フィリピン航空やセブパシフィック航空などがセブ島までの直行便を運行しているのでそれを利用するだろう。

でも上記の理由があって、マニラ経由でセブ島に行くのだ。

マニラのニノイ・アキノ国際空港からセブ島のマクタン・セブ国際空港までは飛行機で約1時間の距離。
ANAの飛行機はニノイ・アキノ国際空港までしか行かない。

ニノイ・アキノ国際空港からマクタン・セブ国際空港までの飛行機を確保しなければいけない。
ここは安くLCCで行くことに決め、ネットで検索。
セブパシフィック航空とエアアジア航空がヒットした。

聞き馴染みがあるエアアジア航空で予約をした。


このエアアジアを選択したのが大失敗だった。

セブパシフィック航空だと、ANAの国際線が到着するのと同じ3番ターミナルから出発できる。でもエアアジアは、このターミナルとは違って国内線専用の4番ターミナルまで移動しなければならない。
このターミナル間移動が曲者なのだ。

無料のシャトルバスはあるが、30分に一本程度でいつ来るかわからない。時刻表のようなものはないのだ。
所要時間は約20分、最悪30分待つことを考えると、ターミナル間移動だけで余分に1時間必要なのだ。

ターミナル間連絡バス いきなり東南アジア感満載のバス
無料なんだから文句を言ってはいけない


ターミナルに着くと安心というわけではない。
まず真っ先にターミナルに入るための荷物検査がある。ここで時間がかかる。

これを通過してチェックインカウンターにたどり着くと、ここでも長蛇の列。昼間などは30分ぐらい軽く待たされる。
僕はフィリピンの国内線のエリアである。日本語の通じるわけがない。分からないことは全部英語で聞くしかないのだ。幸い英語が通じたからよかったけれど。

ニノイ・アキノ国際空港第4ターミナル、エアアジアのチェックインのための長蛇の列


エアアジアは、分かりにくいホームページで頑張ってボーディングパスまで印刷して行ったのが幸いした。 E チケットのようなものだけだと搭乗ができず、ボーディングパス発行マシーンにこれまた長蛇の列に並んでからでないとダメなのだ。
もちろん、ボーディングパス発行マシンで搭乗券を発行すると、チェックインカウンターを省略できるのだが、預け荷物があるので結局のところカウンターに行かなければならない。ボーディングパスを印刷していないと、発行マシーンとチェックインカウンターの2箇所で並ぶ必要があるのだ。ここはまじで、ボーディングパスを印刷しておいて良かったと思った。

チェックインカウンターを過ぎると、さらにもう一度セキュリティチェックを通る。そしてやっと搭乗ゲート前の待合室にたどり着くわけだ。

私たちは、国際線の到着時刻から2時間半ぐらい後の飛行機にうまく乗れたが、これはほとんど奇跡
ビジネスクラスに乗っていたため、すぐに機体から降りて入国審査にたどり着いたので入国審査待ち時間が少なかった。(3人待ちでした。)
ターミナル間移動のシャトルバスは、たまたまほとんど待ち時間なしで行ってきてくれた。ことなのが幸いしたのだ。

どれがアウトでも予約した便に乗れなかっただろうと思う。

教訓として、ANAなどの国際線から、エアアジアへの乗り換えは、少なくても3時間。余裕を持ちたければ4時間の時間が必要だ。

現地SIMカードを購入する

乗り換えに余裕がない予定を組んでしまっていたため、マニラ空港で国際線エリアでは何もせず、小走りでシャトルバス乗り場に移動してしまった。移動するしかなかったのだけど、これがまだまだ大変なことになった。

フィリピンで使う現地SIMカードを買おうと思ったのだが、国内線専用ターミナルであるエアアジアの第4ターミナルに行ってしまうとそこではSIMカードなど売っていない
かろうじて外貨に両替するところだけはあったものの、これもチェックインカウンターのある場所に一箇所だけで、搭乗待合室まで行ってしまうと外貨の両替すらできない。

ニノイ・アキノ国際空港の第4ターミナル エアアジアの出発ロビー
エアアジアの全ての飛行機をここで待つ
ニノイ・アキノ国際空港にてエアアジア搭乗
日本の沖止め飛行機のように、タラップの下までバスで送ってくれるわけではない。
空港車両の行き交うエプロン地区を歩いて飛行機に向かいます。


結局マニラのニノイ・アキノ国際空港空港ではSIMカードを買うことができず、 マクタン・セブ国際空港で買えばいいやということにした。
そしてマクタン・セブ空港に着いたときまだまだ困ったことになる。

当然ながらマクタン・セブ空港の到着ターミナルは国内線用のターミナルだ。
国際線用の華やかなターミナルに着くわけではない。
以前にブログで見ていた、SIMカード売り場が見当たらないのだ。
そう、ブログに書かれているのは国際線ターミナルにあるSIMカード売り場の写真だった。 そしてこのマクタン・セブ空港も、国内線ターミナルと国際線ターミナルは車で5分ぐらい走るほど離れている。SIMカードを買うためだけにターミナル間移動などやってられない。
そうは言ってもSIMカードがないと連絡手段もない。これはやばい。

空港のセキュリティ職員に聞いてみた。
なんとバゲージクレームエリアの片隅にSIMカード売り場はあったのだが、バゲージクレームエリアを一度出てしまうと再入場ができないのだ。

教訓としては、マニラ空港で国内線に乗り換えてマクタンセブ空港まで行って来た場合には、バゲージクレームエリアから出ずにSIMカード売り場を探す必要があるということ。

しかし空港の職員は親切だった。もちろん再入場をさせてくれないが、 simカード売り場のお兄ちゃんを呼んで外に出してくれたのだ。
もちろん、人間が出てくるだけで、色々なパネルが見えるわけではない。料金プランとかもパネルとは看板を見ながら考えることができない。とにかく、現地の人と喋る英語だけで判断。事前にブログで見ていて、契約する会社名はプランも把握していたので何とかなった。

 スマホ渡すと、目の前でsimカードを入れ替えて設定をささっとやってくれた。「ささっと」やってくれるのがいいのだが、何と電源を入れたまま simカード抜く。怖っ
壊れなかったからいいけど、次からは自分でやろうと思った。

お値段はSIMカードが100ペソ(約200円)、データ通信5日分のチャージが300ペソ(約600円)と日本に比べてもハワイに食わべても安い。




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